東北電力が国に申請している家庭向け電気料金の値上げについて、利用者から意見を聞く公聴会が仙台市で開かれました。公聴会は審査する上で必要な手続きとなっているものです。
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「納得できる内容ではない」東北電力の規制料金値上げ申請 利用者が意見 仙台
ミヤギテレビ 2023/2/16
東北電力が国に申請している家庭向け電気料金の値上げについて、利用者から意見を聞く公聴会が仙台市で開かれた。
利用者からは値上げ幅の縮小を求める意見が相次いだ。
１６日青葉区で開かれた公聴会では１１人の利用者が電気料金の値上げについて意見を述べた。
東北電力ではロシアのウクライナ侵攻による燃料価格高騰などを理由に約８割の家庭が契約する「規制料金」について４月から約３２％の値上げを経済産業省に申請していて、公聴会は審査する上で必要な手続きとなる。
利用者からは、物価高が進む中で値上げは消費者に打撃という声とともに、値上げ幅の縮小を求める声が相次いだ。
意見陳述人「この引き上げの幅ですね、１０年前と比べると、大変大きな幅ですので」「なかなか消費者としてはすぐ理解納得できるような内容ではございません。」
意見陳述人「風力や太陽光など、再生エネルギーの拡大をしていただきながら」「将来どのように進めていくのか、計画を県民に示していくべきではないかなって思っています」
１６日の意見を踏まえて、経済産業省は今後、値上げを認可するか審査を進める。
