2023年2月23日木曜日

23- 「今後意見とりまとめに入る」と鹿児島県原子力専門委分科会

 九電 川内原発1、2号機の運転の延長について鹿児島県が独自に検証する専門委員会の分科会が、今後、意見のとりまとめに入る方針を示しました。専門委の釜江克宏座長「早く検証結果を出さないとあまり意味がない」としています。

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「今後意見とりまとめに入る」鹿児島県原子力専門委分科会 川内原発運転延長巡り
                      鹿児島ニュースKTS 2023/2/22
鹿児島県の九州電力川内原発1、2号機の運転の延長について県が独自に検証する専門委員会の分科会が、今後、意見のとりまとめに入る方針を示しました。
川内原発は1号機が2024年、2号機が2025年に運転開始から40年の期限を迎えます。
原発の運転期間を巡っては現在の制度上は認可されれば1回に限り、20年まで運転を延長することができ、合わせて最長で60年の運転が可能ですが、原子力規制委員会は60年を超える運転が可能になる新たな制度案を了承しています
そんな中、県の専門委員会では九州電力が2022年10月に原子力規制委員会に行った川内原発の運転延長の申請について分科会が集中的に検証しています。
22日までの分科会では委員から寄せられていた原発に関連する様々な質問に九電の担当者らが答えてきましたが、分科会の釜江克宏座長は次回以降、意見のとりまとめに入る方針を示しました。
鹿児島県原子力専門委員会分科会 釜江克宏座長(京都大学特任教授)
早く検証結果を出さないとあまり意味がない。とりまとめの方針を認めてもらったのは、大きな前進」       鹿児島テレビ