2023年3月28日火曜日

水素エネルギー普及へ 愛媛県、四国電力、三浦工業が連携

 脱炭素社会を目指し愛媛県と四国電力、それに三浦工業が協力し、水素エネルギーの活用に向けた実証実験を行うことになりました。四国電力が太陽光発電による水素を製造し、三浦工業が設置する水素ボイラで、エネルギーの転換を図るというもので、四国で初めての取り組みだということです。

 注.原発をグリーンエネルギーと見做すのは脱炭素という点でも間違いですが、より本質的には、樋口英明元福井地裁裁判長が大飯原発の運転差し止めを命じた判決で有名となった下記の判示があります。
 被告は、原子力発電所の稼動がCO2排出削減に資するもので環境面で優れている旨主張するが、原子力発電所でひとたび深刻事故が起こった場合の環境汚染はすさまじいものであって、福島原発事故は我が国始まって以来最大の公害、環境汚染であることに照らすと、環境問題を原子力発電所の運転継続の根拠とすることは甚だしい筋違いである
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水素エネルギー普及へ四国初の取り組み 愛媛県、四国電力、三浦工業が連携
                           あいテレビ 2023/3/27
脱炭素社会を目指し愛媛県と四国電力、それに三浦工業が協力し、水素エネルギーの活用に向けた実証実験を行うことになりました。
3月24日、県庁で八矢拓副知事と四国電力の長井啓介社長、三浦工業の宮内大介社長が連携協定を締結しました。
協定では脱炭素で注目されている水素エネルギーの将来的な普及を目指し、県が費用の一部を補助しながらグリーン水素の製造や利活用の実証実験を行うことなどが盛り込まれています。
実験の内容は、四国電力が、太陽光発電による水素を製造し、三浦工業が設置する水素ボイラで、エネルギーの転換を図るというもので、四国で初めての取り組みだということです。
四国電力と三浦工業は、今後、実証実験のための設備の設計を始め、2025年度中に試運転を開始する予定です。