2年以上開かれていない新潟県の検証総括委員会について、県内外46の市民団体などが開催を求める要望書を県に提出しました。団体代表は「単なる総括にとどまらず、独自に原発の安全性を議論したい」とする池内委員長の意向を重視し、県民の意見も反映させるべきと訴えました。
花角知事は「役割を理解の上、委員長としての職責を果たしてほしい」としていますが、それでは事態は解決しません。問題は県が検証委員会をどう位置付けているのかで、単に県の意向通りに動かそうというのは委員会設立の主旨に反します。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～
柏崎刈羽原発の安全性を検証「総括委員会」早期開催を市民団体が要望
UX新潟テレビ21 2023/3/11
市民団体が会見
2年以上開かれていない検証総括委員会について、市民団体などが開催を求める要望書を県に提出しました。
要望書は県内外46の団体が連名で提出しました。3つの検証は各委員会の議論が終了していますが、とりまとめを行う検証総括委員会は池内了委員長と県との間であり方について意見が分かれ、2021年1月を最後に開かれていません。
開催を求める団体の代表らは「単なる総括にとどまらず、独自に原発の安全性を議論したい」とする池内委員長の意向を重視し、県民の意見も反映させるべきと訴えました。花角知事は「役割を理解の上、委員長としての職責を果たしてほしい」としています。
