2022年3月18日金曜日

柏崎刈羽原発「避難検証委員会」新潟県への報告書案を提示へ

 新潟県独自の3つの検証の一つ「避難方法に関する検証委員会」次回、県報告書案ことになりました。この委員会では、原発事故時の安全な避難方法について17年から検証しています。佐々木寛副委員長「私はこの議論をする上では被ばくのシミュレーションをしなければいけないと思う」と、当然のことを何故発言したのか気になるところです。
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柏崎刈羽原発「避難検証委員会」新潟県への報告書案を提示へ
                         BSN新潟放送 2022/3/15
新潟県にある柏崎刈羽原発の再稼働の判断材料となる、県独自の3つの検証の一つ「避難方法に関する検証委員会」で14日、議論が交わされ、次回、県への報告書案が示されることになりました。
この委員会では、原発で事故が起きた際の住民の安全な避難方法について2017年から検証しています。
佐々木寛副委員長実効性のある避難計画って何ですか。それは被ばくをしないで逃げられることです。私はこの議論をする上では被ばくのシミュレーションをしなければいけないと思う
14日の委員会では住民や防災業務関係者らの被ばく線量の上限や、被ばく線量などのシミュレーション実施の必要性などが議論が交わされました。避難委員会は概ね議論を終えて、次回は県への報告書案が示される予定です。
関谷直也委員長今回一通り10項目プラス2項目が大体まとまったので、次回以降、全体として報告書のまとめに入っていこうと思います

県の検証をめぐってはこれまでに福島第一原発の事故原因と、避難生活へ影響について報告書が取りまとめられています。