2022年3月22日火曜日

22- IAEA来日「海洋放出」適切に審査か IAEAが聞き取り調査

 福島原発のトリチウム水の海洋放出をめぐりIAEAが来日し、原子力規制委審査状況について検証を始めました。25日迄の予定です。
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IAEA来日 原発処理水の海洋放出計画の検証開始
                     FNNプライムオンライン 2022/3/21
福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐりIAEA=国際原子力機関が来日し、原子力規制委員会の審査状況について検証を始めました。
IAEAの調査団はきょう21日から25日までの間、海洋放出の実施計画について原子力規制委員会の審査方法や進捗状況などについて検証を行います。
きょう、規制委を訪れたIAEAのカルーソ調整官は「IAEAとしては非常に重要なレビューの役割を与えられたことは本当に名誉なこと。国際的な安全基準に照らして活動を行う」と述べました。
東京電力はトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について基準を下回る濃度まで薄めた上で2023年春にも海底トンネルを通しておよそ1キロ沖合から放出する計画です。


「海洋放出」適切に審査か IAEAが聞き取り調査
                      テレビ朝日系(ANN) 2022/3/21
 福島第一原発の処理水の海洋放出を巡り、原子力規制委員会が適切に審査をしているかなどを調べるIAEA(国際原子力機関)によるレビュー(⇒再調査、検証)が、21日から5日間の日程で始まりました
 政府が処理水を薄めて海に放出することの妥当性の評価をIAEAに依頼したもので、先月の東京電力などへの調査に引き続き、放出方法を審査している規制委への聞き取り調査などが行われます。
 11カ国の専門家で構成するIAEAの専門家が規制の取り組み方など3つの柱を設定し、規制委側への聞き取り調査などで審査は妥当か、また国際基準に基づいて、放出により人や環境に影響がないかなどについて詳しく評価するということです。

 評価結果は、5月にも公表される見通しです。