2022年3月30日水曜日

除染会社など約3800万円脱税の疑い 仙台国税局が福島地検に刑事告発

  南相馬市の除染会社とその元代表取締役が所得税や消費税約3800万円を脱税した疑いで刑事告発されました。他に、15年から約4年間にわたり、従業員の給与から所得税を源泉徴収していながら、所得税約1800万円を脱税した疑いがもたれています

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除染会社など約3800万円脱税の疑い 仙台国税局が福島地検に刑事告発
                         福島中央テレビ 2022/3/29
所得税や消費税約3800万円を脱税した疑いで、南相馬市の除染会社とその元代表取締役が刑事告発された。
所得税法違反や消費税等違反の疑いで仙台国税局から刑事告発されたのは、南相馬市の除染会社「東武建設」と、長谷川博一元代表取締役(56)。
仙台国税局によると、東武建設と長谷川元代表は、2015年から約4年間にわたり、従業員の給与から所得税を源泉徴収していながら、所得税約1800万円を脱税した疑いがもたれている。
また、役員などの給料からは所得税を源泉徴収していなかったという。
さらに、2017年から2年間、消費税約2000万円を確定申告せず脱税した疑いももたれている。
仙台国税局によると、告発された会社は2019年以降、休業状態にあったが、その後の査察で脱税の疑いが強まり、28日、福島地検に対して、刑事告発に至ったという。