2022年3月6日日曜日

反原発訴える金曜集会500回目(青森市)/名張市でも さよなら原発集会

 青森県の反核燃団体などが参加する「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」は4日、JR青森駅前で500回目となる集会を行い、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の稼働中止などを訴えました。同行動は首相官邸前のデモに呼応して12年8月にスタートし、一週も休まず、主に同駅前を中心に毎週金曜の街頭活動を続けてきました。

 また三重県名張市では、福島原発事故から11年となる3月11日、「さようなら原発 3・11集会in名張」が、午後1時から同3時まで開かれます。全国的な運動「さようなら原発1000万人アクション」に賛同した実行委員会が12年から毎年開いています。
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反原発、反核燃訴える金曜集会 青森市で500回目 反戦の呼び掛けも
                         デーリー東北新聞 2022/3/5
 青森県内の反核燃団体などが参加する「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」は4日、JR青森駅前で500回目となる集会を行い、参加者約30人が使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の稼働中止などを訴えた。
 同行動は首相官邸前のデモに呼応して2012年8月にスタート。一週も休まず、主に同駅前を中心に毎週金曜の街頭活動を続けてきた
 この日はロシア軍がウクライナのザポロジエ原発を砲撃したことに触れ、急きょ反戦のメッセージも発信。「原発への攻撃やめろ」「子どもを殺すな」とシュプレヒコールを上げた。
 中道雅史代表は「始めた当初より人数は減ったかもしれないが、こうした意見を伝える場があることが重要だ。今後も維持していきたい」と話していた。


東日本大震災から11年 さようなら原発集会 11日に名張で
                        伊賀タウン情報YOU 2022/3/5
 東日本大震災から11年となる3月11日、脱原発を訴える「さようなら原発 3・11集会in名張」が、三重県名張市赤目町丈六の赤目ほんまもん広場で午後1時から同3時まで開かれる。震災が発生した同2時46分には、参加者全員で祈りを捧げる。
 集会は、震災後に始まった全国的な運動「さようなら原発1000万人アクション」に賛同した実行委員会が、「原発事故を風化させない」との思いで2012年から毎年開いており11回目。今回は、原発事故から10年を経た被災地の現在を取り上げたドキュメンタリー作品「原発故郷3650日」のDVD上映や、震災当時の新聞の展示などがある。
 実行委員長の角谷英明さん(76)は「危惧しているのは、原発が地球温暖化対策に役立つといった風潮。クリーンなエネルギーだと勘違いさせられているのでは」と警鐘を鳴らす。事務局の浜本孝江さん(77)は「忘れたらあかんという思いでやってきた。せめて年1回でも、原発のことを立ち止まって考えてほしい」と参加を呼び掛けている。
 問い合わせは浜本さん(0595・64・3098)まで。