17日、今年５月の新潟県知事選に、住宅メーカーの副社長で反原発を訴える市民団体の会長を務める片桐奈保美さんが出馬を表明しました。
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〈新潟県知事選〉片桐奈保美氏が出馬表明 「再稼働させない」原発問題を争点化へ
ＮＳＴ新潟総合テレビ 2022/3/17
今年５月の新潟県知事選に、住宅メーカーの副社長・片桐奈保美さんが出馬を表明しました。“脱原発”を第一に掲げ、政党にこだわらず広く支援を募りながら選挙戦を戦う構えです。
【片桐奈保美 氏】：「今回、知事選に出馬しようと決意しました」
１７日、無所属で知事選に出馬することを表明したのは、片桐奈保美さん（７２）です。
新潟市の住宅メーカーの副社長で、新潟経済同友会の副代表も務める片桐さん。出馬を決意した理由は…
【片桐奈保美 氏】：「今回のウクライナのことで、安全な原発でも危険。そこが分かった」
２月に花角知事が出馬を表明し、自民党など与党のほか連合新潟などが支援を決定。
対抗馬が出ないなか、ウクライナの原発がロシアから攻撃を受けたことで、片桐さんは原発への危機感を強め「柏崎刈羽原発の再稼働問題を争点化するため出馬を決意した」と言います。
さらに、県による３つの検証の進め方にも疑念が…
【片桐奈保美 氏】：「総括委員会は５年間で２回しか開かれていない。検証は検証できちっと続けていくと、（再稼働）できないということになると思う。柏崎刈羽原発を再稼働はさせない」
このほか、「財政改革の推進や女性が活躍できる社会の実現を目指す」と話す片桐さん。
社民党や共産党がすでに推薦の方針を固めていますが、特定の政党にこだわらず支援を募る考えです。
【片桐奈保美 氏】：「これから明るく選挙戦を戦って、『新潟の女の人は元気だよな、女の人の力はすごいな』と言われるようにしましょうね」
知事選は５月１２日に告示、２９日投開票されます。
