2025年3月24日月曜日

柏崎原発事故時佐渡市にも放射性物質が到達 市民団体がシミュレーション結果公表

 原発問題を考える「市民検証委員会」は21日、柏崎刈羽原発で事故が起きた場合、約50キロ離れた佐渡市にも放射性物質が届き、住民避難が必要になるとする独自のシミュレーション結果を公表しました。「離島の佐渡からの避難」についても検討する必要があることが明らかにされました。
 放射性プルーム(熱気団)は一般には(横風がなければ)線香の煙がそうであるように線状で(あまり拡散しないまま)遠距離に到達するので、濃厚な放射能雲が佐渡で着地する可能性があります。
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柏崎刈羽原発で事故が起きたら…新潟県佐渡市にも放射性物質が到達 市民団体が独自のシミュレーション結果公表
                           新潟日報 2025/3/24
 原発問題を考える市民団体「市民検証委員会」は3月21日、新潟県に立地する東京電力柏崎刈羽原発で事故が起きた場合、約50キロ離れた佐渡市にも放射性物質が届き、住民避難が必要になるとする独自のシミュレーション結果を公表した。「離島の佐渡からの避難は十分に議論されていない」として国、県などによる検討の必要性を訴えた。

 市民検証委員会は、東電福島第1原発事故を巡る県独自の「三つの検証」の元委員らでつくる。シミュレーションは三つの検証のうちの一つ、避難委員会の元委員で環境経済研究所(東京)代表の上岡直見氏が行った。
 シミュレーションは、...
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