関西電力は13日、高浜原発の敷地内で計画している2か所目の乾式貯蔵施設の設置に向け原子力規制委に申請しました。核燃料110トンを保管でき、早ければ26年に、遅くても30年頃の保管開始を目指しています
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乾式貯蔵施設2か所目の設置を原子力規制委員会に申請 関西電力高浜原発 早ければ2026年にも保管開始
FBC 福井放送 2025/6/13
関西電力は13日、高浜原発の敷地内で計画している2か所目の乾式貯蔵施設の設置に向け原子力規制委員会に申請をしました。
関西電力によりますと、高浜原発の敷地内で計画している2か所目の乾式貯蔵施設について、原子力規制委員会に設置を申請したということです。
2か所目は110トンを保管でき、早ければ2026年に、遅くても2030年頃の保管開始を目指しています。
関西電力は高浜・美浜・大飯の県内全ての原発敷地内に乾式貯蔵施設の設置を計画していて、先に申請した高浜の1か所目の設置は5月に許可されました。
ところで大飯原発での計画について関西電力は、高浜の1か所目の施設の審査内容を踏まえ、保管場所を変更する旨を規制委員会に伝えたということです。
当初は2か所に分けて、大飯原発4号機の西側に160トン、吉見橋の北側に90トンを保管する計画でしたが、吉見橋北側の1か所に集約しました。
その理由については、地盤の変形などで傾斜ができて、保管容器が滑り落ちた時に、容器や建屋などに影響がないと断言できないためとしてます。