2025年12月15日月曜日

15- 島根原発3号機で初の「現地調査」 原子力規制委

 中国電力が30年度まで新規稼働を目指す島根原発3号機で12日、原子力規制が、新規制基準の適合性審査に関する現地調査を初めて行いました。
主に調べていたのが、3号機建屋から約50メートルほどの位置にある断層でこれまで活断層ではないとされていますが、委員たちはこれまでの評価に問題がないか、断層が露出した部分を入念に確認していました。3号機での現地調査は今回が初めてです。
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島根原発3号機で初の「現地調査」原子力規制委員会が新規制基準の適合性審査(松江市)
                        山陰中央テレビ 2025/12/12
中国電力が2030年度までの新規稼働を目指す松江市の島根原発3号機で12月12日、原子力規制委員会が、新規制基準の適合性審査に関する現地調査を初めて行いました。
主に調べていたのが、3号機建屋から約50メートルほどの位置にある断層です。
これまでの審査で、活断層ではないとされていますが、委員たちはこれまでの評価に問題がないか、敷地内で断層が露出した部分を入念に確認していました。
島根原発3号機の新規制基準の適合性審査は2018年8月に中国電力が申請し、原子力規制委は2025年2月に具体的な審査を開始、39ある審査項目のうち5項目が審査済み、22項目が審査中となっていて、3号機での現地調査は今回が初めてです

Q.審査の結果は?
原子力規制委員会・山岡耕春委員
「2号炉の内容が3号炉に適用できるところがかなりの部分あるので、3号炉の審査は2号炉と比べるとかなり短い時間で、今進んで来ている」
中国電力・北野立夫副社長
新規制基準の審査に適切に対応していくことが第一なので、力を傾注していく。安全性向上にはソフト・ハード両面でしっかりと対応していく
2号機が再稼働して2025年12月で1年を迎える中、核燃料が転倒するなどのトラブルが相次ぎ、安全な運用に向けた態勢整備が求められる島根原発。
中国電力は3号機について、2028年度中に安全対策の工事完了、そして2030年度までの運転開始を目指しています。