2025年12月18日木曜日

3号機小型ドローン内部調査 トラブル受け12月中は断念 福島第一原発

 福島第一原発3号機の燃料デブリの取り出しに向けて、12月初めに計画されていた小型ドローンを使った内部調査をするに当たって東電が試験段階でドローンを搭載した装置を格納容器につながる配管に押し込んだところ、前に進まなくなるトラブルが発生したため12月中の調査を断念したと発表しました。
 この種のテストでは、東電はいつもごく初期の段階でトラブルを起こして中断することが通例になっているような気がします。いつも試行錯誤の繰り返しではお粗末過ぎます。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3号機小型ドローン内部調査 トラブル受け12月中は断念 東京電力福島第一原発
                     TUFテレビユー福島 2025/12/17
福島第一原発3号機の燃料デブリの取り出しに向けて、12月初めに計画されていた小型ドローンを使った内部調査について、東京電力は、トラブルのため、12月中の調査を断念したと発表しました。
東京電力は、福島第一原発3号機の燃料デブリの取り出しに向けて、格納容器内で小型ドローンを使った内部調査を12月初めに開始する予定でした。しかし、試験段階でドローンを搭載した装置を格納容器につながる配管に押し込んだところ、前に進まなくなるトラブルが発生し、調査は延期されていました。

東電は、原因を調べるため、12月中の調査を断念したことを16日に発表しました。今後は、ドローンを搭載する装置に新たなカメラを設置し、配管内の状態を調査することにしています。