2025年12月29日月曜日

29- 島根原発2号機「プルサーマル発電」について来年中に原子力規制委への手続きへ

 島根原発2号機で計画されるプルサーマル発電について、中国電力が26年中原子力規制委への手続きを目指していることがわかりました。具体的な時期は決まっていません。
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【中国電力】島根原発2号機「プルサーマル発電」について来年中に原子力規制委への手続きへ
                   TSKさんいん中央テレビ 2025/12/27
松江市の島根原発2号機で計画されるプルサーマル発電について、中国電力が来年2026年中に国での手続き入りを目指していることがわかりました
プルサーマル発電は使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再利用する方法で、中国電力は島根原発2号機で、実施を計画していますが、具体的な時期は決まっていません。
関係者によりますと中国電力は原子力規制委への必要な手続きを2026年中に行うことを目指し、今後、立地自治体の島根県や松江市へ改めて計画を説明するほか、周辺自治体でも同様の対応を進める方針だとしています。
TSKの取材に対して中国電力は「実施にむけては関係自治体や地域の皆さまに丁寧に説明を行いながら進めていく必要があると考えているが、具体的にお示しできるものはない」とコメントしています。

島根原発2号機でのプルサーマル発電計画を巡っては島根県と松江市は既に同意していますが、鳥取県は原発の再稼働とプルサーマル発電に対する判断は別物で改めて協議の場が必要だとしていて、今後、鳥取側の周辺自治体の理解を得られるかが焦点となる見込みです。