12日、福島原発事故でふるさとを離れた避難者からなる「原発避難者の会」のメンバーは、柏崎刈羽原発の再稼働について「避難者の声に耳を傾け、柏崎刈羽原発の再稼働に同意しないよう求める申し入れ書」を県に提出しました。
記者会見で中手聖一 共同代表は「東京電力は一度事故を起こした電力会社。当然、被害者の理解なしで突き進んでいいわけがない」と語りました。
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福島第一原発事故の避難者 柏崎刈羽原発の“再稼働”反対を訴え「被害者の理解なしで突き進んでいいわけがない」新潟
NST新潟総合テレビ 2025/12/14
12月12日、新潟県庁で会見を開いたのは、福島第一原発事故の影響でふるさとを離れた避難者からなる原発避難者の会のメンバーです。
【原発避難者の会 大賀あや子さん】
「友達とお別れして避難して、寂しい思いを乗り越えてやっと大人になった。もう二度と、あんな思いを誰にもさせたくない」
会見に先立ち、県に提出した申し入れ書では、避難者の声に耳を傾け、柏崎刈羽原発の再稼働に同意しないよう求めています。
【原発避難者の会 中手聖一 共同代表】
「東京電力は一度事故を起こした電力会社。原発事故を起こした、もう一回運転したいと言っているんですよね。当然、被害者の理解なしで突き進んでいいわけがない」
原発避難者の会は今後も原発再稼働の反対を訴えていく考えです。