三菱重工業は26日、次世代軽水炉を30年代半ばの実用化を目指して研究開発を続けると明らかにしました。
考えてみれば現存の原発は、安全性が完璧で事故は起こしようがないという謳い文句で作られたものでしたが、あの福島原発事故を起こしたのでした。
それを安全性を高めた次世代軽水炉といわれても、本来核分裂自体はそもそも制御のしようのないものなので、安全性を「高めた」位ではとても安心はできません。
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三菱重工、脱炭素へ原発「必須」 30年代半ばに次世代軽水炉
時事通信 2020年11月26日
三菱重工業は26日、エネルギー・環境分野の事業計画を公表した。2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするには「原子力の活用は必須」と明記。原発の再稼働に向けた安全対策を推進する。安全性を高めた次世代軽水炉は、30年代半ばの実用化を目指して研究開発を続ける。
三菱重工は脱炭素化事業を10月に公表した21〜23年度の中期経営計画で成長領域と位置付け、今回、具体的な戦略を公表した。脱炭素化事業には3年間で900億円を投資し、23年度に500億円の新事業を創出、30年度までに3000億円へ伸ばす。