2020年11月28日土曜日

規制委、島根原発降灰想定56cmに引き上げを了承

 原子力規制委は27日、中国電力島根原発2号機の審査会合を開き、大山火山噴火時の降灰量を従来の45cmから56cmとした中国電の評価を了承しまし
 電力や規制委は非常用のディーゼル発電機が目詰まりしないようにまずエアーフィルターの性能に注目しますが、影響は決してそれだけではありません。
 セントヘレンズ火山での実績では、降灰が0.6~1.3cmに達しただけで自動車エンジン故障を起こし、乗用車での出勤ができなくなりました。柱上のトランスは火山灰が0.1cm積もるだけでもショートを起こし、1.3cmになると更にその確率が増し火災を起こします。電車は、3cmほどの降灰で脱線し走れなくなるので、発電所へのアクセスができなくなります。
     ⇒19.3.31福井の関電3原発 火山灰の評価見直し 改めて審査へ
 それを10cm以上の降灰があっても問題がないという感覚が理解できません。
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規制委、島根原発降灰想定を了承 中国電、56センチに引き上げ
                            共同通信 2020/11/27
 原子力規制委員会は27日、中国電力島根原発2号機の審査会合を開き、同原発に降り積もる火山灰の厚さの想定を従来の45センチから引き上げ、56センチとした中国電の評価を了承した。審査で残っていた大きな論点をクリアした形。規制委は今後、降灰による設備への影響がないか確認する。
 56センチは審査を受けた原子力施設の中で最大だが、中国電は「現時点で火山対策の内容に大きな影響はない」としている。
 中国電は、新たな論文発表などを受け、島根原発の南西約55キロにある三瓶山(島根県)からの火山灰を再検討し、厚さを最大56センチと評価した。