2022年9月8日木曜日

柏崎刈羽原発 事故時避難方法検証について報告書案まとまる

 柏崎刈羽原発の安全性を検証する新潟県独自の避難委員会が3日に報告書案をまとめました。花角知事は6日、報告書自体の提出はこれからとした上で「避難計画の実効性を高めたい」と述べました。実効性のある避難計画が立てられなければ稼働すべきではないので当然のことですが、既に避難道路の混雑が確認されているほか、大雪時の避難は至難であると指摘されています。
       ⇒18.2.10)大雪時の原発事故避難に改めて課題
 県は他の問題解決と並行して冬場のこの問題を解決すべきです。
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原発事故避難方法検証について報告書案まとまる「対応力をあげる取り組みに終わりはない」新潟県知事
                             新潟放送 2022/9/6
柏崎刈羽原発の安全性を検証する新潟県独自の避難委員会が9月3日に報告書案をまとめたことについて、花角英世知事は「避難計画の実効性を高めたい」と述べました。
柏崎刈羽原発の再稼働の判断材料となる県独自の“3つの検証”のうち、「事故の際の避難方法を検証する委員会」は2017年に始まり、福島での原発事故や避難方法などについて議論を進めてきました。この報告書案がまとまったことについて花角知事は6日、報告書自体の提出はこれからとした上で「避難計画の実効性を高めたい」と述べました。
【新潟県 花角英世知事】「なんらかの対応をして避難計画に取り入れていく。避難訓練などで試してみるとか、個々の対応には形は違うと思うが、対応力をあげていく取り組みに終わりはない」
花角知事は検証結果を避難計画に反映させる意欲を改めて示した上で、“3つの検証”を取りまとめる総括委員会については、「報告書が提出されれば速やかに開きたい」としています。