日本原燃が原子力規制委に申請していた六ヶ所村の核燃料サイクル施設にあるMOX燃料工場の安全対策工事の計画が認可され、15日、約7年ぶりに工事が再開されました。安全対策工事の完了は24年度上期の予定です。
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7年ぶりに工事再開 日本原燃MOX燃料工場 新規制基準での1回目工事計画申請が認可
ＡＴＶ青森テレビ 2022/9/15
日本原燃が原子力規制委員会に申請していた青森県六ヶ所村の核燃料サイクル施設にあるMOX燃料工場の安全対策工事の計画が認可され、15日、約7年ぶりに工事が再開されました。
日本原燃は、4回に分けて申請するMOX燃料工場の安全対策工事の計画のうち、2020年12月に申請した1回目の計画が14日認可されたと発表しました。これで、新しい規制基準に対応するため、2015年11月から中断していた本格工事が15日、約7年ぶりに再開されました。原子力規制委員会による審査では日本原燃の不備が指摘され、申請から認可までに1年9か月を要しました。MOX燃料工場は、使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウランを混ぜ合わせて燃料を製造する施設です。日本原燃は、安全対策工事が追加されたことで2020年に完成時期を2年延期していて、2024年度上期を目指しています。
