2022年9月6日火曜日

06- 志賀原発再稼働…北陸電力「審査効率化要望」

 北陸電力と原子力規制委による臨時会議が5日行われ、北陸電力は志賀原発2号機の早期再稼働に向け、審査の効率化を要望しました。一方、規制委員会は、志賀原発の2度目の現地調査を来月をめどに行うことを明らかにしました。

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志賀原発再稼働…北陸電力「審査効率化要望」・原子力規制委「2度目現地調査来月めど」 臨時会議で
                            富山テレビ 2022/9/5
北陸電力と原子力規制委員会による臨時会議が5日行われ、北陸電力は志賀原子力発電所2号機の早期再稼働に向け、審査の効率化を要望しました。
一方、規制委員会は、志賀原発の2度目の現地調査を来月をめどに行うことを明らかにしました。
臨時会議はオンラインで開催され、北陸電力からは松田光司社長など5人が出席しました。
この中で、松田社長は、志賀原発2号機の審査が長期化している現状について説明した上で、審査会合の前に事前に、データの有効性などについて当局側と共有する場を設けることや複数の項目について並行して審査を実施するよう審査の効率化を要望しました。
これに対し、原子力規制委員会からは、今後の現地調査の中で、志賀原発の敷地外断層の距離が確定すれば、プラントに関する審査など複数項目の並行審査も可能であるとの見方が示されました。
規制委員会では、来月を目途に志賀原発での2度目の現地調査を行う予定で、原発に最も近い活断層である福浦断層の位置や長さの確認を行うことにしています。