13日朝、東海村の日本原電東海第2原発で、輸送本部の建物の屋外に付属する変圧器から出火しましたが、自衛消防で間もなく消し止めました。放射性物質の漏れなどはありませんでした。原電によると、輸送本部は放射線管理区域外にあるということです。
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原電東海第2で火災 変圧器から出火、消し止める 放射性物質漏れなし
茨城新聞 2022/9/13
13日午前7時48分ごろ、茨城県東海村白方の日本原子力発電(原電)東海第2原発で、輸送本部の建物の屋外に付属する変圧器から出火しているのを協力会社の作業員が見つけ、119番通報した。火は原電の自衛消防が間もなく消し止めた。放射性物質の漏れなど環境に影響はないという。
原電によると、輸送本部は管理区域外にあり、敷地内の東海港に出入りする船舶向けに気象状況などを把握している。変圧器は同本部に電力を供給するケーブルに接続。同原発の安全対策工事に伴いケーブルを移動する必要が出たため、2019年に仮設していた。現場は原子炉建屋から約400メートル北東側。
同原発は運転停止中。小林英治副所長は「非常に申し訳ない。原因究明と対策をして、現場管理に当たっていきたい」と謝罪した。
