2022年2月9日水曜日

1号機格納容器の「内部調査」開始

 東京電力は8日、延期していたロボットによる福島第1原発1号機の原子炉格納容器の内部調査を開始しました。約半年をかけて溶融核燃料(デブリ)堆積物の形状など、デブリの取り出しに向け必要な情報を収集します。
 当初開始予定1月12日でしたが、機材トラブルのため1カ月弱遅れました。
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格納容器「内部調査」開始 福島第1原発、1号機の堆積物調査
                             福島民友 2022/2/9
 東京電力は8日、延期していた福島第1原発1号機の原子炉格納容器の内部調査を開始したと発表した。約半年をかけて、内部にある溶融核燃料(デブリ)を含んでいるとみられる堆積物の調査を進める。機材トラブルのため当初開始予定の1月12日から1カ月弱の遅れが出たが、東電は「全体のスケジュールへの影響を抑えられるようにする」としている。
 調査は複数の水中ロボットを使用する。この日は後続のロボットの進行を補助する輪っか状の「ガイドリング」を設置するロボットを格納容器内部に挿入。遠隔のモニターに、ロボットが撮影した内部の映像が映し出されるのが確認された。東電によると、調査に伴う周辺環境への放射線影響はないという。
 当面、容器内の4カ所にリングを設置する作業を進める。ガイドリング設置後は、カメラを搭載したロボットなどを投入して地下階を撮影したり、堆積物の厚みなど、デブリの取り出しに向けた必要な情報を収集したりする。
 調査を巡っては、当初の開始予定日に機器から発生するノイズが原因の不具合が生じ、対策のため開始が延期となっていた。8日時点で不具合は発生していない。
 1号機の格納容器の内部調査は2017(平成29)年3月以来約5年ぶり。今回は、これまで実績がない格納容器底部「ペデスタル」内部の調査も予定している。


福島第一原発1号機の内部調査を再開
 今後は水中ロボット6台を投入 内部を撮影する予定
                          福島中央テレビ 2022/2/8
機器の不具合で中断していた、福島第一原発1号機の内部調査について、東京電力はきょうから作業を再開した。
2011年の原発事故で福島第一原発の1号機から3号機には溶け落ちた核燃料=「燃料デブリ」が残されている。
このうち、1号機について、東京電力は、先月から、原子炉格納容器内に水中ロボット6台を投入し、デブリとみられる堆積物の場所などを確認する予定だったが、機器の不具合が確認され、作業を一時、中断していた。
その後、対策を講じ、不具合が解消したことから、東京電力はきょうから内部調査を再開した。
今後は、まず、格納容器内に輪の形をしたロボットの通り道を取り付け、その後、投入したロボットで内部を撮影し、調査をする。

東京電力では今後、半年以上をかけて調査を実施する計画。