九州電力玄海原発で火災などのトラブルが相次いだことを受け2日、九州電力の関係者が佐賀県庁を訪れ、検証の結果を報告しました。
九州電力はおととし、同原発で度重なるトラブルを出したため、発電所の作業を”総点検”して県に報告していましたが、去年11月には建設中の「特定重大事故等対処施設」の工事現場で火が出るなど、〝総点検”以降4件のトラブルが起きていました。
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九電が原発火災トラブルの検証結果を県に報告【佐賀県】
サガテレビ 2022/2/2(
玄海町にある九州電力の玄海原子力発電所で火災などのトラブルが相次いだことを受け、2日九州電力の関係者が県庁を訪れ、検証結果を報告しました。
県庁を訪れたのは、九州電力の豊嶋直幸常務ら5人です。
2日は豊嶋常務が南里隆副知事に火災などのトラブルがあった現場の状況などの検証結果を報告。
トラブルの原因について、「コロナ禍で安全に対するコミュニケーションが充分ではなかった」などと報告しました。
玄海原発を巡り九州電力はおととし、度重なるトラブルを受けて発電所の作業を”総点検”し、県に結果を報告していました。
しかし、去年11月には、航空機テロなどに備えて建設中の「特定重大事故等対処施設」の工事現場で火が出るなど、”総点検”以降、4件のトラブルが起きていました。
2日の報告を踏まえ、南里副知事は再度、玄海原子力発電所へ視察に向かう予定です。