新潟県の柏崎刈羽原発7号機のタービン建屋大物搬入口の電動シャッターに使われるケーブルに、19日、焦げ跡があることが見つかりました。消防が現地で確認作業を行い、明らかな焼損が認められたとして火災と判断しました。
柏崎刈羽原発では8日にも1号機の屋外にある照明装置に焦げた跡が見つかり火災と判断されていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
東京電力柏崎刈羽原発でケーブルに焦げ跡 「火災」と判断 今月2回目
BSN新潟放送 2022/2/20
東京電力は19日、新潟県の柏崎刈羽原発7号機のケーブルに焦げた跡が確認されたと発表しました。放射線管理区域の外で、外部への放射能の影響はないとしています。
焦げ跡が確認されたのは7号機のタービン建屋大物搬入口の電動シャッターに使われるケーブルです。19日、作業員が電動シャッターの点検を行っていたところ、焦げた跡があることを確認。火は出ておらず、異臭もなかったということです。東電は消防に通報し、消防が現地で確認作業を行い、明らかな焼損が認められたとして、火災と判断しました。
東電は焦げ跡が見つかったのは、放射線管理区域の外で外部への放射線の影響はないとしています。
柏崎刈羽原発では8日にも1号機の屋外にある照明装置に焦げた跡が見つかり、9日に消防が火災と判断していました。県は火災が続けて発生していることから東京電力に対し管理の徹底を要請したということです。