東電は福島第一原発の凍土遮水壁冷却配管から冷却材が漏れたのは、接続部を覆うゴムリングがずれていたためと発表しました。
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配管の接続部でゴムリングにずれ 福島第一原発の凍土遮水壁冷却材漏えいで東電発表
福島民報 2022/02/17
東京電力福島第一原発の凍土遮水壁で地盤を冷やすため循環している冷却材が配管の接続部から漏えいした問題で、東電は17日、接続部と、接続部を覆うゴムリングがずれていたと発表した。今後、ゴムリングを交換し、冷却材の供給を再開する方針。
凍土壁は1~4号機原子炉建屋の周囲約1・5キロの配管に、氷点下30度の冷却材を循環させている。冷却材の漏えいはこれまで9回確認された。ゴムリングの損傷などによる漏えいも複数回あり、東電は約500カ所の設置箇所を点検するかどうかは今後検討するとしている。