2022年2月3日木曜日

福島第一原発“ガレキ”保管方法の再検討を~規制委・更田委員長

 原子力規制委員会の更田委員長は、福島原発から出るごく微量の放射性物質が付着したコンクリートのガレキについて、東電に対して、一時的に地中に埋める方法も視野に保管方法の再検討を求める考えを示しました。現状は敷地内でスチール製のコンテナに入れて保管していますが、一部が腐食して穴が開くなど老朽化が問題になっています。

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福島第一原発“ガレキ”保管方法の再検討を~規制委・更田委員長
                     日本テレビ系(NNN) 2022/02/2
2011年3月に発生した福島第一原発事故から間もなく11年。廃炉作業では、メルトダウンし溶け落ちた後、冷え固まった核燃料。燃料デブリの取り出しが最大の課題です。一方、廃炉現場では、日々大量に発生する低レベルの放射性廃棄物の処分方法も大きな課題となっています。
3つの原子炉建屋が水素爆発したためコンクリート片などが飛散していますが、これらのごく微量の放射性物質が付着した大量のコンクリート片についても、その量が多いだけに、処理・保管方法が課題になっていて、現在は、福島第一原発の敷地内において、スチール製のコンテナに入れて保管しています。
これについて、2日開かれた原子力規制委員会の会合で、更田委員長は「将来の移送を前提としても、いったん埋設して保管したほうが、はるかに有利だと思われるところがある」と話し、東京電力に対し、一時的に地中に埋めることも視野に保管方法をあらためて検討するよう求める考えを示しました。
廃炉に伴う廃棄物は増え続けていますが、現場の管理が追いついていないため、今後を見据えた現実的な保管方法を考えなければいけないとしています。


福島第一原発のコンクリ片など「現実的な保管方法」検討へ
                      テレビ朝日系(ANN) 2022/2/2(
 原子力規制委員会の更田豊志委員長は福島第一原発で今後も発生し続ける放射能で軽微に汚染されたコンクリート片などについて、保管方法を検討する考えを示しました。
 更田豊志委員長:「(コンクリート片などの)一時的保管方法の検討は、なかなかに重要な問題。より現実的な保管方法を考えていかなければならない」
 福島第一原発では水素爆発で飛び散ったコンクリート片などをスチール製のコンテナに入れて野積みにしていますが、一部は劣化して穴が開くなど老朽化が問題化になっています。
 また、今後の4号機の原子炉建屋解体や排気筒解体などで大量に発生するとみられます。
 更田委員長はこうした軽微に放射能汚染したコンクリート片などについて、現状のような保管方法では廃炉作業の妨げになるとして、地中での一時保管も含めて検討していく考えを示しました。