2025年10月27日月曜日

泊原発再稼働、村議会が同意へ/自民・小林政調会長 泊原発再稼働の必要性強調

 北海道電力泊原発3号機が立地する泊村議会の特別委員会は24日、早期の再稼働を認める方針を全員一致で決めました。

 それとは別に自民党の小林鷹之政調会長は25日、札幌市内での党の会合で講演し、データ産業などを推進するために泊村の泊原発の再稼働が必要だとの認識を強調し、「北海道は気候が適しているから、データ産業がどんどん出てくる。当然、電力も必要になってくる。泊原発、安全性をしっかりと担保した上で、再稼働を進めていかなければ、こうした絵姿は成り立たない」と述べました。

 ここで「気候が適している」云々は、データセンターでは膨大な数の高密度集積回路から発する熱を除去する冷却設備(空冷設備)が必要ですが、「外気温が低いほど冷却用の電力が節約できるから好都合」という意味です。
 因みにAI技術で最先端を行っている中国では、データーセンターを水中に建設する方式を実現済みで すでに600万台のコンピュータに相当する海中データセンターを稼働させたということです。
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泊原発再稼働、村議会が同意へ
                           共同通信 2025/10/24
 原子力規制委員会の審査に合格した北海道電力泊原発3号機が立地する北海道泊村議会の特別委員会は24日、早期の再稼働を認める方針を全員一致で決めた。村議会として再稼働に同意する方針が事実上固まった


自民・小林政調会長が泊原発再稼働の必要性強調 ガソリン価格は「年内にさらに15円引き下げ」 鈴木貴子氏「慣例にとらわれず発信強化」
                 FNNプライム(フジテレビ系) 2025/10/25
自民党の小林鷹之政調会長は25日、札幌市内での党の会合で講演し、データ産業などを推進するために、北海道泊村の泊原発の再稼働が必要だとの認識を強調した。泊原発は7月に原子力規制委員会の安全審査に正式に合格し、北海道電力は2027年の再稼働を目指している。
小林氏は講演で、「北海道は気候が適しているから、データ産業がどんどん出てくる。当然、電力も必要になってくる。泊原発、安全性をしっかりと担保した上で、再稼働を進めていかなければ、こうした絵姿は成り立たない」と述べた。
その上で「昨日、泊村議会の特別委員会で、全会一致で早期の再稼働に向けて(決議が)可決されたと伺った。地元の皆さんのいろんな思いがあると思うが、議会の動きを私は心強く思うし、ありがたいなと思っている」と強調した。
          (中 略)
この会合で小林氏に先立ってあいさつした、鈴木貴子広報本部長は「今まで以上に戦略的な広報発信が我が党には求められている。この意識とともに慣例にとらわれない、ただひたすらに政策を届ける、皆さんに政策の果実を実感をしていただけるような広報発信に努めていきたい」と意欲を示した。