今年7月、九州電力玄海原発で光を放つ飛行体が目撃された問題で、原子力規制委員会は24日、電力会社などにドローン対策の強化を検討するよう文書で通知したと明らかにしました。
飛行体は7月26日夜、警備員が発見し九電が規制委に通報しました。規制委によると、警察庁からドローン対策の強化を求める要望があり、先月25日に原発を持つ電力会社や研究機関など12事業者に通知したというです。
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原発のドローン対策強化の検討通知、規制委が電力各社に…玄海原発の飛行体目撃で課題浮き彫りに
読売新聞 2025/10/24
今年7月、九州電力玄海原子力発電所(佐賀県)で光を放つ飛行体が目撃された問題で、原子力規制委員会は24日、原発を持つ電力会社などにドローン対策の強化を検討するよう文書で通知したと明らかにした。
飛行体は7月26日夜、正門付近にいた警備員が発見し、九電が規制委に通報した。施設への被害は確認されなかったが、敷地に侵入するドローンなどの飛行体への対処が課題となっている。
規制委によると、警察庁からドローン対策の強化を求める要望があり、先月25日に原発を持つ電力会社や研究機関など12事業者に通知したという。
玄海原発上空に飛行体、佐賀県警がドローン対策の夜間訓練実施…九州電力や海上保安庁などの関係機関と
読売新聞 2025/10/25
今年7月、九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)で光を放つ飛行体が目撃された問題で、原子力規制委員会は24日、原発を持つ電力会社などにドローン対策の強化を検討するよう文書で通知したと明らかにした。飛行体は7月26日夜、正門付近にいた警備員が発見し、九電が規制委に通報した。施設への被害は確認されなかったが、敷地に侵入するドローンなどの飛行体への対処が課題となっている。
規制委によると、警察庁からドローン対策の強化を求める要望があり、先月25日に原発を持つ電力会社や研究機関など12事業者に通知したという。
この問題を受け、佐賀県警は24日、九電や海上保安庁などの関係機関と、夜間に原発周辺でドローンを飛行させ、対応を確認する訓練を実施したことを明らかにした。県警などによると、訓練は17日夜に行われ、ドローンを飛ばして光の見え方を確認したり、暗視スコープなどの資機材を活用した対処訓練を行ったりした。今後も対処能力の向上や連携強化のため、定期的に訓練を行うという。