2020年3月9日月曜日

大熊の小・中「入学ゼロ」の見通し

 2011年度当時の就学予定者は大熊中で約370人、熊町小で約320人、大野小で約420人いましが、現在会津若松市で授業を続ける大熊町の熊町、大野両小と大熊中への新年度の入学者がいずれもゼロとなる見通しになりました。
 熊町、大野両小は6年生2人が巣立ち、在校生が9人になる予定です
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大熊の小・中「入学ゼロ」 若松で授業、学校将来像を検討へ
福島民友 2020/3/6
 東京電力福島第1原発事故に伴い、会津若松市で授業を続ける大熊町の熊町、大野両小と大熊中への新年度の入学者がいずれもゼロとなる見通しになったことが5日、町教委への取材で分かった。入学者ゼロは小学校で震災後初めて、中学校は2年連続。町教委は新年度、学校の将来像を検討する委員会を設置し小、中学校の在り方を模索する。

 会津大短期大学部内の仮設校舎で開校する大熊中はこの春2人が卒業、新年度は新3年生3人になる。旧河東三小に設けられている熊町、大野両小は6年生2人が巣立ち、在校生が9人になる予定。小学校の卒業生2人は、いずれも会津若松市内の中学校に進学する見通し。転入などで在校生は増える可能性がある。
 2011(平成23)年度の就学予定者は大熊中で約370人、熊町小で約320人、大野小で約420人いた。原発事故発生後の同年4月に会津若松市で学校は再開したが、保護者の仕事の都合などで入学生や在校生が次第に減少した。
 町は昨年4月に避難指示が解除された同町大川原地区で幼保小中一貫の教育施設を整備する方針で、22年度の開設を目指す。同市で開校する町立の小、中学校は施設が開くまで存続する見通し。

 委員会では、小規模ながら魅力ある教育を実現するための学校の在り方なども検討する。町は児童、生徒の個性を生かし、それぞれの学習スタイルに合わせた「個別最適化の教育」を目指しており、木村政文教育長は「大熊で学びたいという子ども、保護者を呼び込んでいきたい」と話した