2020年3月6日金曜日

福島県浪江町がCO2排出ゼロ宣言 水素製造拠点を活用

 福島県浪江町は5日、2050年までに町での二酸化炭素(CO2)の排出量を「実質ゼロ」にすることを目指すと宣言しました。
 自民党などが折に触れて「原発はCO2排出量ゼロ」と宣伝するのは虚偽ですが、同世界最大規模の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」をベースにしたものなので大いに期待されます。
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浪江町がCO2排出ゼロ宣言 福島、水素製造拠点を活用
共同通信 2020/3/5
 東京電力福島第1原発事故からの復興に取り組む福島県浪江町は5日、2050年までに町での二酸化炭素(CO2)の排出量「実質ゼロ」にすることを目指すと宣言した。町では世界最大規模の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」が7日に開所する予定で、水素を活用した町づくりを進める。
 同拠点では太陽光発電などを利用し、水を電気分解する手法で水素を製造。水素で走る燃料電池車(FCV)約560台分を1日で生産する能力がある。東京五輪では同拠点でできた水素が聖火台と聖火リレー用トーチの燃料などに使われる。