東電と東芝が共同で、東電柏崎刈羽原発6号機の安全対策工事を請け負う新会社を設立する方針です。東電と東芝側がそれぞれ持つ原発運営とメンテナンスの知見を統合し、効率性を高めて安全対策費用の増加に対応しようとする狙いです。
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東電と東芝、原発で新会社柏崎刈羽の安全対策で
共同通信 2020/3/28
東京電力ホールディングス(HD)と東芝が共同で、東電柏崎刈羽原発6号機(新潟県)の安全対策工事を請け負う新会社を設立する方針であることが28日、分かった。
4月にも東電HDと東芝子会社の東芝エネルギーシステムズ(川崎市)が折半出資して新会社を設立し、7月から本格的に事業を開始する方向で検討している。
柏崎刈羽原発は事故を起こした東電福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)で、再稼働が遅れている。原発の規制強化で安全対策費用が増加しており、東電HDと東芝側がそれぞれ持つ原発運営とメンテナンスの知見を統合することで、効率性を高める狙いがあるとみられる。