19年の福島県内への外国人の延べ宿泊者数は16万7千余人となりました。
SNSなどによる情報発信が奏功していると見られ15年以降連続的に増加しています。
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福島県内 外国人宿泊16万7290人 2019年過去最多
SNSで魅力発信奏功
福島民報 2020/02/29
二〇一九年の県内への外国人延べ宿泊者数(速報値)は十六万七千二百九十人となった。二〇〇七(平成十九)年の調査開始以来、最も多かった二〇一八年の十四万一千三百五十人の一・一八倍で、過去最多となった。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後、重点地域に位置付ける台湾やタイ、オーストラリアなどからの観光客が全体を押し上げた。
県が二十八日、観光庁の宿泊旅行統計調査結果を基に集計し、発表した。外国人延べ宿泊者数の推移は【グラフ】の通り。国・地域別で見ると、台湾が五万三千七百五十人で最多となり前年同期の一・二八倍に上る。タイが二万五千人で同一・三八倍、中国が二万一千六百六十人で一・二二倍、オーストラリアは七千七百二十人で一・一五倍などと続いた。
県は会員制交流サイト(SNS)に花や紅葉、雪(スキー)など福島県の観光の魅力に関する写真を投稿するなど、情報発信が奏功したとみている。
県は従業員十人以上の宿泊施設などを対象に実施している宿泊旅行統計調査の結果を基に発表している。