関西電力役員らの金品受領問題を調べてきた第三者委員会は高浜町の元助役森山栄治氏(故人)からの金品受領者が70人を超え、総額が計約3億5千万円相当に上ったとの調査結果をまとめました。
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関電金品、総額3億5千万円に 70人超が受領、第三者委調査
共同通信 2020/3/13
関西電力役員らの金品受領問題を調べてきた第三者委員会(委員長・但木敬一元検事総長)が、福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)からの金品受領者が70人を超え、総額が計約3億5千万円相当に上ったとの調査結果をまとめたことが13日、関係者への取材で分かった。役員ら20人が約3億2千万円相当を受け取ったとしていた2018年の社内調査から人数と金額が膨らんだ。
第三者委はこの結果を含む最終報告書を14日に関電に提出する。報告書では、森山氏が1987年に助役を辞めた後の80年代終盤から金品を贈り始めたと認定する見通しだ。関電が関係者の追加処分を発表する可能性もある。