原発事故以降、福島県内で続けられている子どもの甲状腺検査で、3月末までの5巡目の検査で新たに10人に甲状腺がんが見つかりました。これで236人になりました。
福島県の検討委員会は、来年4月から新たに6巡目となる検査を始める計画です。
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子どもの甲状腺がん新たに10人確認 福島県が原発事故以降続けている検査で判明 累計は236人に
福島中央テレビ 2022/9/2
原発事故以降、福島県内で続けられている子どもの甲状腺検査で、新たに10人に甲状腺がんが見つかったことが分かった。
甲状腺の検査は、原発事故当時18歳未満だった子どもなどを対象に行われている。
県民の健康調査に関し、専門家などで構成されている検討委員会が9月1日に福島市で開かれ、ことし3月末までの5巡目の検査で、新たに10人に甲状腺がんが見つかったことが報告された。
甲状腺がんと診断されたのは、これで236人となる。
委員会は、来年4月から新たに6巡目となる検査を始める計画だ。
また検査に対する認識などを確認するため、福島県は来年度、検査対象者に初めてのアンケートを行う考えを示した。