2025年11月10日月曜日

除染土の県外最終処分 双葉・大熊「プロセス見えないと不安」

 環境省は5日双葉町や大熊町、そして福島県などに対し、中間貯蔵施設からの汚染土を2035年を目途に候補地を選定する計画について説明しました。双葉町や大熊町からは「プロセスが見えないと不安」などとして、工程を前倒しで進めるよう検討を求める声が上がり、環境省は「進捗を更に具体化する」としました。
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除染土の県外最終処分 双葉・大熊「プロセス見えないと不安・危機感拭えない」 行程前倒しの検討求める
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環境省は、11月5日に中間貯蔵施設が立地する福島県の双葉町や大熊町、そして福島県などに対し、除染で出た土の県外最終処分に向けた工程や事業の進捗を説明した。
原発事故後の除染で出た土をめぐっては、2035年を目途に候補地を選定する計画が示されている。

双葉町や大熊町からは「プロセスが見えないと、不安・危機感を拭えない」などとして、公共工事などでの再生利用の拡大も含め工程を前倒しで進めるよう検討を求める声が上がり、環境省は「進捗を更に具体化する」とした。