柏崎刈羽原発で核セキュリティー上の違反が相次いだ問題で、規制委は運転禁止命令を出し、目下追加検査中で命令解除のめどは立っていません。
東電が原子力規制委に、侵入防止のための防護設備の設計見直し、古くなった警報設備の交換、さらに原発に入構する車のナンバーを認証する装置の導入などの3つの改善策を示していることが分かりました。
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“運転禁止”柏崎刈羽原発 東電が3つの改善策示す
テレビ朝日系(ANN) 2022/8/19
新潟県の柏崎刈羽原発で核セキュリティー上の違反が相次いだ問題で、東京電力が原子力規制委員会に、3つの改善策を示していることが分かりました。
柏崎刈羽原発を巡っては、侵入者を検知する設備が故障していたのに、東電が事実上放置するなど、テロ対策の不備が相次いで発覚しました。
これを受けて規制委は運転禁止命令を出し、現在、追加検査中で、命令解除のめどは立っていません。
こうしたなか、東電は侵入防止のための防護設備の設計見直し、古くなった警報設備の交換、さらに原発に入構する車のナンバーを認証する装置の導入など3つの改善策を示して規制委に対し、具体的な説明を開始したということです。
3年間で200億円規模の設備投資になるということです。