岸田首相が24日、柏崎刈羽原発を含む７基の原発について、来年夏以降の再稼働を目指す方針を表明したのに対して、柏崎刈羽原発の稲垣所長は25日「地域の皆様、地元の皆様、社会の皆様から信頼を回復するというところを目指していかない限りは再稼働というのはあり得ない」と述べました。
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岸田首相が柏崎刈羽を含む７基の原発の再稼働目指すと表明 柏崎刈羽原発の稲垣所長は“信頼回復に注力したい”
TeNYテレビ新潟 2022/8/25
岸田首相は８月２４日、柏崎刈羽原発を含む７基の原発について、来年夏以降の再稼働を目指す方針を表明しました。これに対して、柏崎刈羽原発の稲垣所長は２５日“地域の信頼回復に注力したい”などと述べました。
柏崎刈羽原発は相次いで核セキュリティーの問題が発覚し、原子力規制委員会から事実上の運転禁止を命じられ、現在、追加検査が行われています。
こうした状況を踏まえ、岸田首相が“柏崎刈羽原発６、７号機を含む７基の原発の再稼働を目指す”と表明したことについて、柏崎刈羽原発の稲垣武之所長は２５日、次のように述べました。
〈柏崎刈羽原発 稲垣武之所長〉：「地域の皆様、地元の皆様、社会の皆様から信頼を回復するというところを目指していかない限りは再稼働というのはあり得ない」
また、政府が再稼働の時期を“来年夏以降”としていることについては「“再稼働がこの時期にできる”と申し上げる段階ではない」と述べました。
