2022年8月26日金曜日

女川原発 来夏以降再稼働へ 村井知事「既定路線」住民「議論をしっかりと」

 政府は川原発2号機を含めた全国7つの原発について、来年夏以降の再稼働を目指す方針を明らかにしました。これについて村井宮城県知事は「既定路線」との認識を示す一方、石巻市の住民から「避難計画に実効性なく、住民の命や健康を守れない。そんな状態のまま再稼働を推進することは絶対に許されない」議論の必要性を指摘する声が上がりました。
 重大事故時に住民が安全に避難できる保証がない以上原発の再稼働はあり得ません。これは絶対的な条件です。
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女川原発 来夏以降の再稼働へ 村井知事「既定路線」 住民「議論をしっかりと」
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政府は8月24日の会議で女川原発2号機を含めた全国7つの原発について、来年夏以降の再稼働を目指す方針を明らかにしました。これについて村井知事は「既定路線」との認識を示す一方、石巻市の住民からは議論の必要性を指摘する声があがっています。
政府は電力需給のひっ迫に対応するため、原子力規制委員会の審査に合格しているものの稼働に至っていない、女川原発2号機を含む7基について、来年の夏以降に再稼働を目指す方針を示しました。
岸田 首相「再稼働済み10基の稼働確保に加え、設置許可済の原発再稼働に向け、国が前面にたってあらゆる対応をとってまいります」

実現すれば来年夏以降は再稼働した10基に加え最大で17基稼働することになります。石巻市鹿又に住む原伸雄さんです。原さんは避難計画に実効性がないなどとして、女川原発再稼働の差し止めを求めている訴訟の原告団団長です。原さんは政府の方針を受け議論の必要性を指摘します。
女川原発再稼働差止訴訟・原告団団長 原伸雄さん「避難計画に実効性なく、住民の命や健康を守れない。そんな状態のまま再稼働を推進することは絶対に許されない。専門家の間でもいろいろ意見があり、そういうのをくみ上げた議論をしっかりやってほしい」

一方、村井知事は「既定路線」とした上で、「女川原発2号機はすでに東北電力から再稼働時期が示されている。現段階では再稼働に向けたスケジュールに影響はない」との認識を示しました。
宮城県 村井 知事「私としては既定路線という受け止め。淡々と稼働を待つという形。安全を最優先にして、準備をした上で再稼働をしていただきたい」
東北電力もまた再稼働時期について「2024年2月から変更なし」とした上で、「2023年11月の工事完了に向けしっかりと取り組んでまいります」とコメントしています。


女川原発2号機の再稼働は予定を変更せず2024年2月ごろを想定 東北電力
                         khb東日本放送 2022/8/25
 女川原発2号機について、政府は2023年夏以降の再稼働を目指す方針を示しました。東北電力は、予定を変更せず従来通り2024年2月ごろの再稼働を想定しています。
 政府は24日に開かれた脱炭素化を進めるためのGX実行会議で、電力の安定供給などを目的として、女川原発2号機を含む全国の原発7基について2023年夏以降に再稼働を目指す方針を示しました。
 東北電力は女川原発2号機について、2023年11月に再稼働の前提となる安全対策工事を終えることを目指していて、原子力規制委員会との手続きを経て、2024年2月の再稼働を想定しています。

 政府が表明した再稼働目標について、東北電力の広報担当者は「従来の予定を変えるものではない。安全確保を最優先に工事完了に向けて全力で取り組んでいきたい」と話しています。