国連のアントニオ・グテレス事務総長が18日、ウクライナ西部リビウを訪れ、同国のゼレンスキー、トルコのエルドアンの両大統領と会談します。ゼレンスキー氏との会談では、砲撃が相次ぐウクライナ南部ザポリージャ原発や東部ドネツク州の拘置施設への攻撃を巡って国連の調査団を派遣する問題が取り上げられる見通しということです。
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国連事務総長、ゼレンスキー大統領らと会談へ…原発攻撃巡る調査団派遣など議題に
読売新聞 2022/8/17
【ニューヨーク=寺口亮一】国連は16日、アントニオ・グテレス事務総長が18日、ウクライナ西部リビウを訪れ、同国のウォロディミル・ゼレンスキー、トルコのタイップ・エルドアンの両大統領と会談すると発表した。ロシアを加えた4者の合意に基づき1日に再開したウクライナからの穀物輸出の現状を点検し、合意履行の重要性を確認するとみられる。
事務総長報道官が16日の記者会見で公表した。ゼレンスキー氏が招待したという。ゼレンスキー氏とグテレス氏の会談では、砲撃が相次ぐウクライナ南部ザポリージャ原子力発電所や、東部ドネツク州の拘置施設への攻撃を巡って国連の調査団を派遣する問題が取り上げられる見通しだという。
グテレス氏は19日、穀物輸出の拠点となっている南部オデーサ港を、20日には穀物輸出に関係する貨物船の出入りを管理するトルコ・イスタンブールの「調整センター」を視察する予定だ。
グテレス氏は、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相と15日に電話で会談した。