東京電力福島第1原発事故を後世に伝えようと、福島出身の若手芸術家らが参加するグループ展「もやい.next」が10日、横浜市で始まり、絵画や写真で次世代に記憶を継承する思いを約200の作品で表現しました。
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共同通信 2022年8月10日
2011年の東京電力福島第1原発事故を後世に伝えようと、福島出身の若手芸術家らが参加するグループ展「もやい.next」が10日、横浜市で始まった。 福島で事故を経験した若手アーティストらが、絵画や写真で次世代に記憶を継承する思いを約200作品で表現した。 21日まで。
浪江町で被災した川田なつみさん(26)は、祖父母宅で撮った幼い頃の写真と同じ位置で被災後に撮影した作品を展示。 「ショッピングセンターや学校など町の主要な場所がなくなり、自分たちがそこにいた記憶を呼び覚ますきっかけがなくなっている」と語った。