柏崎刈羽原発7号機の配管工事で1580か所の不適切な溶接が発覚した問題で、東電が再施工した設備の試験に原子力規制委の検査官を立ち会わせていなかったことがわかりました。東電が規制委に試験の日程を伝えることなく、試験を終えていたということです
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柏崎刈羽原発 再施工した設備の試験 原子力規制委員会の検査官の立ち会いなく実施
TeNYテレビ新潟 2022/8/23
柏崎刈羽原発7号機の配管工事で不適切な溶接が発覚した問題で、東京電力が再施工した設備の試験に原子力規制委員会の検査官を立ち会わせていなかったことがわかりました。
柏崎刈羽原発の7号機では消火設備の配管工事で不適切な溶接が発覚していて、東京電力は1580か所の溶接をやり直すとしていました。
原子力規制委員会は、再施工した設備の耐圧・漏えい試験に検査官が立ち会うことを求めていましたが、東京電力は規制委員会に試験の日程を伝えることなく、試験を終えていたということです。
検査官の立ち会いは義務ではないことから、原子力規制委員会は再試験の実施までは求めていませんが、東京電力に連絡を徹底するよう求めました。
東京電力は「今後、規制委員会とのコミュニケーションをより密にとっていきたい」としています。