2022年8月11日木曜日

東電とバス会社が再生エネの“ムダ”をなくすシステム開発

 太陽光発電と風力発電は直流を発生させるので電力余剰時に無駄にしないためには蓄電システムが必要になります。電気バスには大型の蓄電池が備えられているので200台もあれば有効な蓄電システムとして活用できます。
 東京電力とバス会社が200を超える電気バスを導入して電力需給を調整するシステムを開発しました。電気バスEMS(エネルギーマネジメントシステム)電気バスの運行管理とバスに電気を充電するタイミングを制御し、再エネの効率的な利用を実現します。
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東電とバス会社が再生エネの“ムダ”をなくすシステム開発
                        テレビ朝日系(ANN)2022/8/9
 再エネの“ムダ”をなくすため、東京電力とバス会社が200を超える電気バスを導入して電力需給を調整するシステムを開発しました。
 東京電力などが発表した電気バス、EMS(エネルギーマネジメントシステム)は電気バスの運行管理とバスに電気を充電するタイミングを制御するシステムです。
 電力需給の状況を見ながら太陽光などの発電量が余っている時に電気バスに充電するほか、逼迫(ひっぱく)した時にはバスが蓄電池となって送電することも可能で、再エネの効率的な利用を実現します。
 電力需給を巡っては逼迫の懸念がある一方、時間帯や天候によっては再エネの発電量が余剰する事態も起きていて、需給の調整が大きな課題となっています。
 2030年までに宇都宮などで新たに218台の電気バスが導入される予定で、EMSも実用化されます