2022年1月4日火曜日

04- 福島県庁、東電、中部電力がそれぞれ仕事始め

 4日、福島県庁、東電、中部電力がそれぞれ仕事始めを行い、知事、社長が年頭の訓示を行いました。

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福島県庁・福島第一原発で仕事始め
                        テレビユー福島 2022/01/04
正月三が日が過ぎ、官公庁や多くの企業は4日が仕事始めです。
このうち福島県庁では、内堀知事が復興創生をさらに進めていく考えを示しました。
県庁の仕事始めの式は、新型コロナ対策として出席する職員を例年より140人ほど減らしたうえで行われました。
【内堀知事】「持てる手法・手段を効果的に組み合わせて相乗効果を生み出しながら、本県の復興創生を進めていかなければならない」。

一方、廃炉作業が進む福島第一原発では、東京電力の小早川智明社長が年頭の挨拶をおこないました。
【小早川智明社長】「復興と廃炉の両立を目指すには、当社が地域の皆様に信頼され一体となって取り組んでいける姿を目指していきたいと思う」。
小早川社長は12日にかけて、県内11の市町村を訪問する予定です。


東電社長年頭あいさつ 「信頼回復に努める」 (福島)
                            福島放送 2022/01/04
東京電力の小早川智明社長が、福島第一原発で社員に訓示し、復興と廃炉には地域と一体になる必要があると述べました。小早川社長は、新型コロナの影響で去年はオンラインで挨拶したため、福島第一原発で年頭訓示をするのは2年ぶりです。2021年は故障した地震計の放置などのトラブルが相次いだことから、「信頼回復に努めていく」と強調しました。福島第一原発では、1月中旬に原子炉建屋内部の調査が行われる予定です。


中部電力が2年ぶり新年祝賀式 浜岡原発の再稼働「不可欠」 林社長が改めて強調
                                                中京テレビNEWS 2022/01/04
4日、多くの企業が仕事始めを迎える中、中部電力は、去年、新型コロナウイルスの影響で中止した新年祝賀式を2年ぶりに行いました。
中部電力の新年祝賀式には、例年、管理職などの社員、約400人が出席していましたが、今年は、感染対策として半分以下の約150人に減らして開かれました。また、恒例だった万歳三唱や社歌の斉唱なども取りやめていて、以前とは異なる静かなスタートとなりました。
中部電力の林欣吾社長は、年頭のあいさつで、運転を停止している浜岡原子力発電所に触れ、「電力の安定供給の確保に向けては、再稼働も不可欠。地に足をつけて、着実に歩みを進めていかなければならない」と再稼働の必要性を改めて強調しました。