伊方原発３号機 約２年ぶりに通常運転再開 定期検査が完了 トラブルなどで運転停止続く
テレビ愛媛 2022/01/25
トラブルなどが相次ぎ運転停止が続いていた伊方原発３号機は２４日、原子炉の定期検査を終えて約２年１カ月ぶりに通常運転を再開しました。
伊方３号機は３年前の１２月に定期検査に入ったあと、核分裂を抑える制御棒を誤って引き抜くなどのトラブルや重大事故に備える宿直社員の無断外出が発覚するなどしたため、再稼働が遅れていました。
その後、愛媛県や地元・伊方町の同意を得て、１２月２日に再稼働、調整運転を続けながら機器や性能に問題がないか、最終の検査を行っていました。
四国電力によりますと、原子炉が安定的に運転できているか確認できたとして定期検査を２４日で完了し、午後３時１０分に通常運転に入ったということです。
通常運転の再開は約２年１カ月ぶりで、四国電力は「引き続き安全確保を最優先に今後の安全・安定運転に万全を期してまいります」とコメントしています。
