原発事故からの復興を進める福島県浪江町の観光パンフレット「じゃらん なみえ」が完成しました。旅行雑誌「じゃらん」を発行するリクルートが製作し、県内各地や首都圏などで配布し食や名所などの魅力を発信します。A4判で、8ページフルカラーです。
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「じゃらん なみえ」完成 福島県浪江町の食や名所、復興を発信
福島民報 2022/01/21
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を進める福島県浪江町の観光パンフレット「じゃらん なみえ」が完成した。県内各地や首都圏などで配布し、食や名所などの魅力を発信する。
旅行雑誌「じゃらん」を発行するリクルートに町が製作を委託した。町民有志でつくる「おもてなし委員会」が企画・提案した。
A4判で、8ページフルカラー。道の駅なみえや町内の飲食店で提供しているご当地グルメをはじめ、話題となっている「ラッキー公園」を紹介。実験農場・観光農園として開園した「なみえ星降る農園」など新たな観光名所として期待される場所も掲載している。
震災と原発事故の発生から間もなく11年。昨年10月に開所した震災遺構・請戸小、復旧工事が完了した請戸漁港についても触れている。
町内権現堂出身の松田怜子(さとこ)さんと津島出身の及川里美さんがモデルとして表紙を飾っている。2万部発行し、町内の公共施設や飲食店、相双地方の道の駅、じゃらん契約の宿泊施設などに備えている他、イベントでも配布する。
パンフレットに関する問い合わせは、町産業振興課商工労働係へ。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を進める