EU欧州委員会は1日、原発を天然ガスと共にグリーンな投資先として認定する方針を発表しました。理論的に明確になったわけではないので、各国や欧州議会が反対する可能性もあります。
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原発「グリーンな投資先」と認定 EUが方針、低炭素移行で役割
共同通信 2021/1/2
【ストラスブール(フランス東部)共同】欧州連合(EU)欧州委員会は1日、原発を天然ガスと共にグリーンな投資先として認定する方針を発表した。2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標に向け、低炭素社会への移行を促進する手段としての「役割がある」とした。
加盟国が原発推進派と脱原発派に二分する中、各国や欧州議会が反対する可能性もある。
欧州委は昨年4月、環境への影響に配慮しながら活動している企業への投資を促すグリーン投資の基準策定で合意したと発表。バイオ燃料などがグリーン投資に含まれたが、原発については決定を見送っていた。