2022年1月28日金曜日

原発事故時の被ばくで甲状腺がんと提訴 福島在住の6人

 福島原発事故による放射線被ばくの影響で甲状腺がんになったとして、事故当時6~16歳で、福島県に住んでいた男女6人が27日、東電に計6億1600万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。

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被ばくで甲状腺がんと提訴 福島原発事故時6~16歳の6人
                            共同通信 2022/1/27
 東京電力福島第1原発事故による放射線被ばくの影響で甲状腺がんになったとして、事故当時6~16歳で、福島県に住んでいた男女6人が27日、東電に計6億1600万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。原告の20代女性は同日、東京都内で記者会見し「差別を恐れ、がんについて誰にも言えずに過ごしてきた。声を上げることでこの状況を変えたい」と訴えた。
 福島県の専門家会議は、被ばくと甲状腺がんの因果関係について「現時点で認められない」としており、訴訟では因果関係の有無が最大の争点になる見通し。
 東電は「請求内容や主張を詳しく聞いた上で誠実に対応したい」とコメントした。