福島県漁協は26日、同県沖の試験操業で水揚げしたクロソイから、キロ当たり1400ベクレルのセシウムを検出し出荷を停止しました。福島県沖のクロソイは昨年2月と4月にも基準を超えて国が出荷を制限しました。
クロソイは海底魚なので海底の放射能汚染を示しています。事故時のものが拡散せずに残っているのであれば仕方がありませんが、現在も放出が続いているのであれば大問題です。
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福島沖の魚で再び基準超え クロソイ、全量を回収
共同通信 2022/1/26
福島県漁業協同組合連合会は26日、同県沖の試験操業で水揚げしたクロソイから、食品衛生法が定める基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える1400ベクレルの放射性セシウムを検出し、出荷を停止したと発表した。同日分のクロソイは全量を回収した。
福島県沖のクロソイは昨年2月と4月にも基準を超え、国が出荷を制限。その後水揚げした同魚種の最大値や平均値が安定して基準を下回り、12月に解除された。
東京電力福島第1原発事故後、国は福島県沖の44種に及ぶ海産物の出荷を制限。順次解除が進み現在はゼロとなっている。基準超えを受け、国は改めて制限を検討する。