2022年12月14日水曜日

14- 九電が玄海原発3号機の原子炉を起動

 九州電力玄海原発3号機10日に起動し、12日午後3時から発電を再開し徐々に出力を上げて来年1月上旬には通常運転に入れる予定です。テロ対策施設の建設が間に合わず、停止期間を延長して工事を進めていました。
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九電が玄海原発3号機の原子炉を起動、発電を11か月ぶりに再開へ
                         RKB毎日放送 2022/12/12
九州電力は12日午後3時から、佐賀県の玄海原子力発電所3号機の発電を再開します。当初の予定より5日前倒し、11か月ぶりに発電されることになります。

5日前倒しで発電再開
九州電力によりますと、玄海原発3号機は今月10日に原子炉を起動、12日午後3時から発電を再開します。これは10月時点で公表していた日程より5日早く、発電再開は今年1月以来11か月ぶりです。

テロ対策が難航していた
玄海原発3号機をめぐっては、義務付けられている期限までにテロ対策施設の建設が間に合わず、停止期間を延長して工事を進めていました。九電は徐々に出力を上げて来年1月上旬には通常運転したいと話しています。

電力供給の余裕0.2ポイントアップ
電力供給にどれほど余裕があるかを示す「予備率」は、西日本エリアで今月は7.4%です。九州電力によりますと、3号機の発電を5日前倒ししたことで0.2ポイントほど予備率が高まる見

九州電力玄海原発3号機 12日午後に発電再開
                          九州朝日放送 2022/12/12
テロ対策施設の建設などのため、停止されていた九州電力の玄海原子力発電所3号機の発電が12日再開されました。
九州電力によりますと、玄海原発3号機は12日午後3時1分に発電を再開したということです。
玄海原発3号機は、原子力規制委員会の新しい規制基準で義務付けられたテロ対策施設「特定重大事故等対策施設」いわゆる特重施設工事と定期検査のため、今年1月から発電を停止していました。
テロ対策施設は、期限から3カ月遅れて今月5日に完成し、10日制御棒を引き抜くなどして原子炉が起動されました。

今後、徐々に出力を上げながら調整運転を行い、来年1月上旬には通常運転に戻る予定としています。
4号機は特重施設の工事が続いていて、来年2月16日に発電を再開する予定です。