2022年12月4日日曜日

福島県などが国に要望 精神的損害も考慮に 損害賠償基準見直しに

 鈴木・福島県副知事2日関係省庁を訪問し、同県の原子力損害対策協議会の要求として「賠償紛争審査会」が議論する賠償基準の見直しについて、原発事故でふるさとでの生活が変わったことへの精神的損害を新たに賠償の対象とする」ように求めました。
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福島県などが国に要望 精神的損害も考慮に 原発事故損害賠償基準の見直し
                           福島テレビ 2022/12/2
12月2日た鈴木副知事など福島県内の市町村や関係団体で構成する原子力損害対策協議会。
11月から「原子力損害賠償紛争審査会」が議論する国の賠償基準の見直しについて、被害の実態を十分に反映するよう求めた。
審査会は、原発事故でふるさとでの生活が変わったことへの精神的損害を新たに賠償の対象とする方針で、今後は自主避難による精神的損害などが議論される予定
福島県・鈴木正晃副知事:「今回、自主的避難地域について、最終報告において、県北・県中地域を追加ということでありますが、我々とすれば県内全域にわたって被害を受けているということで、そこも考慮して頂いて、指針決定頂きたい」

賠償基準の見直しは2013年12月以来で、審査会は今後、第5次追補として示すことにしている。